ガラス用フィルム施工技能士とは
ガラス用フィルムの唯一の国家資格である、ガラス用フィルム施工技能士は、
国家資格の技能検定制度の一種で、
職業能力開発促進法第47条第1項で定められた指定試験機関
日本ウインドウ・フィルム工業会が実施する
ガラス用フィルム施工に関する、学科および実技試験に合格すると付与される資格です。
日本ウインドウ・フィルム工業会のホームページ
資格の種類
ガラス用フィルム施工技能士資格は2種類あります。
- ガラス用フィルム施工技能士1級
- ガラス用フィルム施工技能士2級
資格の取得要件
ガラス用フィルム施工技能士1級
- ガラス用フィルム施工の業務に関し、7年以上の実務の経験を有する者
- ガラス用フィルム施工技能士2級の合格者で、2級合格後、ガラス用フィルム施工の業務に関し、2年以上の実務の経験を有する者
- 日本ウインドウ・フィルム工業会が行った技能認定試験に合格後、ガラス用フィルム施工の業務に関し、2年以上の実務の経験を有する者
ガラス用フィルム施工技能士2級
(1)ガラス用フィルム施工の業務に関し、2年以上の実務の経験を有する者
資格の取得費用
ガラス用フィルム施工技能士1級・2級ともに、実技・学科試験合わせて38,000円が必要です。
試験の実施期間
例年、1年に1回のペースでガラス用フィルム施工技能士試験が実施されています。
試験は実技と学科がセットで、実技1日、学科1日の合計2日間で行われます。
試験の実施場所
試験の場所は関西と関東で分かれています。
例年以下の場所で行われています。
関東:神奈川県
関西:京都(実技)、大阪(学科)
資格取得によるメリット
- 入札案件等の仕様書等にガラス用フィルム施工技能士の資格が必要な場合がある
- 防犯フィルムの防犯性能の指標である「CPマーク」を取得する場合にガラス用フィルム施工技能士の資格が必要
CPマークとは
別の記事でCPマークについて解説していますので、ご確認ください。
最後に
2020年7月現在の情報です。
上記の情報は変更の可能性がありますので、試験を受講される方は、必ず日本ウインドウ・フィルム工業会のホームページを確認して頂くようお願いいたします。